amazonギフト券の現金化は違法ではない!注意が必要な理由

amazonギフト券 現金化 違法

amazonギフト券の現金化って違法なの?

 

結論から言うと、amazonギフト券の現金化は違法ではありません。

 

現金化の手法として人気のamazonギフト券ですが、ネットで検索してみると、

 

・クレジットカードを止められた

・Amazonのアカウントを強制退会させられた

 

などの書き込みを見かけます。

 

しかしこれは、利用会社の契約に違反したためのペナルティーであって、法律に違反したことにはなりません。

 

つまり、amazonギフト券を現金化したからと言って、警察に捕まるようなことはないので安心して下さい。

 

ただし、現金化目的でamazonギフト券を購入するのは、利用会社の契約違反となるため注意しましょう。

 

1:amazonギフト券の現金化は違法ではない

 

amazonギフト券の現金化は違法ではありません。

 

違法でない理由は、たった1つです。

 

・amazonギフト券は古物に含まれていないから

 

これだけ聞いても、なかなかピンと来ないですよね。

 

amazonギフト券の現金化が違法でない理由には、古物営業法という法律が関係しています。

 

さっそく掘り下げてみていきましょう!

 

1-1:amazonギフト券は古物営業法規定の古物に含まれない

 

古物とは、古物営業法で規定されている品目のことです。

 

例えば、現金化で使われているチケットや商品券などは、古物に分類されています。

 

そのため、チケットや商品券を買取する業者は、古物商許可という許可を取得しなければなりません。

 

金券類を現金化する際には、業者が古物商許可を所持しているかどうかが重要です。

 

もし、古物商許可を取得していない業者の場合、法律違反となり摘発されてしまいます。

 

一方で、amazonギフト券は、電子マネーという括りになるため、古物には含まれません。古物商許可を取得していない業者でも、amazonギフト券の買取が可能です。

 

現在の法律で電子マネーは古物に含まれていないので、現金化に使用したところで問題になることはないのです。

 

2:現金化目的での購入は利用契約違反になる

 

amazonギフト券の現金化が違法ではないことがわかりました。

 

しかし、現金化目的でamazonギフト券を購入することは、利用会社の契約違反になります。

 

現金化目的での購入がバレてしまった場合は、以下の厳しいペナルティーを受けることになりますので、注意が必要です。

 

  • Amazonアカウントの強制退会
  • クレジットカードが止められる
  • キャリア決算が止められる

 

それぞれ順番に解説していきます。

 

2-1:Amazonアカウントの強制退会

 

Amazonでは、現金化目的での商品の購入を会員規約で禁止しています。

 

そのため、現金化目的で商品を購入した場合、会員契約に違反したことになってしまうのです。

 

契約違反をしたということで、Amazonのアカウントは強制退会させられます。

 

強制退会を受ければ、Amazonは再入会ができないため、一生自分名義でAmazonを利用することはできません。

 

2-2:クレジットカードが止められる

 

クレジットカード会社も、会員規約で現金化目的での商品の購入を禁止ししています。

 

クレジットカード会社の場合、契約違反で受けるペナルティーは、クレジットカードの利用停止です。

 

場合によっては、ポイントの無効化、強制退会、ブラックリストへの追加など、更に厳しいペナルティーを受ける可能性があります。

 

2-3:キャリア決算が止められる

 

amazonギフト券を現金化するもう1つの方法がキャリア決算です。

 

携帯会社もまた、現金化目的での商品の購入を会員契約で禁止しているので、クレジットカード会社同様、厳しいペナルティーを受けることとなります。

 

基本的にはキャリア決算の利用が停止されるだけですが、過去の支払いが未払いの場合は、携帯電話の解約やブラックリストへ追加される可能性もあるようです。

 

3:稀に違法となるケース

 

現金化目的でのamazonギフト券の購入がバレた場合、ほとんどは2章で解説したペナルティーで済みますが、稀に警察に逮捕されてしまうケースもあります。

 

3-1:カード会社から訴えられる可能性がある

 

クレジットカードの現金化は違法ではありませんが、カード会社の契約に違反していることには変わりありません。

 

カード会社は常に不正利用がないか決算情報を監視しているため、1度現金化がバレてしまえば、目を付けられるでしょう。

 

「時間が経てば利用停止も解除されるしいいや」

 

と思い、何度も違反行為を繰り返していると、度重なる違反から、詐欺罪で訴えらる可能性があります。

 

特に、1度に数百万を超えるほど購入しているとなると、更に注意が必要です。

 

現金化のためにamazonギフト券を購入するという行為は、カード会社に借金をしていることになるので、本来の使い方ではありません。

 

目を付けられないためにも、現金化をするのは最小限必要なときだけにしましょう。

 

まとめ

 

amazonギフト券の現金化が違法ではないことがわかりました。

 

しかし、利用会社の契約違反となるため、注意が必要です。

 

バレてしまえば厳しいペナルティーを受けることになります。

 

場合によっては、訴えられる可能性もあるので、現金化はあまりおすすめできません。

 

ですが、手元にあるamazonギフト券を現金に換える行為は、違法ではなく契約違反にもならないため、不要なギフト券があれば買い取ってもらうのも1つの手でしょう。